野球技術

なんかあちらこちらで人気なのがこのマンガ。私的には絵が少女漫画っぽくて、食指が動かなかったんですが、読んでみるとなかなかに骨太でした。まあ、現実には暴力事件とか、喫煙事件とか出まくりの高校野球ですが、作品中の少年たちは一生懸命に野球をやってます。


私は一野球ファンであって、プレイヤーとしての視点・知識は持っていないのですが、それでも(それだからかもしれません)、捕手と打者の心理面でのやり取りは面白く感じます。


今、思い返しても自分の知っている野球マンガではココまで心理面・技術面の描写に力を注いでいる野球マンガも少ないなあと感じます。「タッチ」は対して努力もしてなかったアニキが、双子だったというだけで超高校級投手になっちゃうし(アニメだとメジャーまで行っちゃいますよ)、「ドカベン」なんかは結局イロモノ揃いのプロレス的野球だし、「巨人の星」は論外(現実的かどうかという点で)だし、「風光る」「ドリームス」なんかも「ありえない」領域に入っちゃったし、等身大に近いという点と、納得できる範囲の技術論を繰り広げるという点ではある意味「新しいジャンル」であると感じます。


面白く、今後の展開が楽しみです。

おおきく振りかぶって (3)

おおきく振りかぶって (3)

 

期待の沿うもの

さて、仕事のほうも順調ではなく、行き詰ってきました。あ、息詰まってでもいい感じです。


昨日(日付は今日になりますが)は、ケーブルTVで年末の「ダイナマイト!」をやっていて、「曙VSボビー」を見ることができました。





見なきゃ良かったと思います。



再放送をみてこういう感想をもつ人間がいるくらいですから、身銭きって会場に行った人間にとっては本当に「金返せ!」と叫びたい気分だったでしょう。ま、あのカードに対して真剣・高度な試合を望むこと自体間違いなんでしょうが。


で、同じように、買ってガッカリ、期待して損した、なんてのは日常では良くあることなんですが、良くあるものではゲームなんかもそうです。最近はゲームの底辺の質があがったこともあり、よほど損した気分にさせるゲーム(いわゆるクソゲー)も少ないようですが、反対に頂点も低くなったので、名作というゲームも少ないのも事実。
グラフィックやCGに凝りすぎて、肝心の内容がスカスカだったり、先の展開が読めてしまうのは当たり前、ボリューム不足や二番煎じなんかも当たり前です。スポーツゲームではシリーズものばかりで野球・サッカーなんか選手名が変わっただけで殆どシステム上の変更がなかったりするものです。


あと、私は「美味しいものは美味しく食べたい」とは思いますが、雑誌とか見て「この店は美味しそうだ〜」などと期待したり、「いつかは□□□を食べてみたい!」という願望もなく、ただその日の気分で■■■が食べたいな〜と、どことなくボンヤリ考える程度なので食物で期待を裏切られることはないんですけど、世の中の人は案外と「食」で裏切られることも多いんじゃないかと思います。


ま、食事はやっぱり、旬のものが一番なわけですが、野菜なんかはハウス栽培とか、輸入品が多くて「旬」なんかは存在していない状況で、あとは魚貝類になるんじゃないかなあと思うんですが、それも養殖ものが氾濫しつつありますので、すし屋なんかでも考えちゃったりします。


ま、一日にヒル・ヨルと同じラーメン屋で同じメニューを食べるような私が言える話じゃないですね。ちゅか、最近とにかく「油めん」が食べたいんですけど、札幌では見かけません。




買って残念、期待ハズレの最たるものはギャンブル関係で、馬券はあっという間に「紙くず」になるし、(最近はPATもあるのでディスプレイの文字だけですよ。一生懸命働いて勝った馬券もデータのやり取りだけで、紙切れすら残らないとは冗談のような世界だな)、気合のリーチも空振って、新進気鋭のIT大手はあっという間に資産が半分って(アレは存在自体がバクチみたいなもんだと思ってます)話があちらこちら、身の回り、ニュースで流れてたりするんです。



大きくのびたライブドア 時価8000億円♪



でしたが、いまや



監獄へむかうホリエモン♪お金ともお別れ♪



となりつつあります。どうなることやら。

知らないこと・興味のないこと

風邪がひどくなってきてたので昨日は家で一日をすごしました。

持ち込んだ書類の整理をしているうちに、息抜きにゲームをしたり、また仕事をしたりと繰り返すうち、いつの間にか仕事の合間に息抜きをしているはずが、息抜きの合間に仕事をしていました。


高校時代の家庭訪問で、友人のタケウチ君が「あの教師、母親と話す合間に菓子を食うんじゃなくて、菓子を食ってる合間に話してやがった。菓子食いにきてやがった。」と怒っていたことを思い出しました。


オトナになって人間の色んなことにボクは気付いたよ、タケウチ君。


ちなみにタケウチ君の当時のあだ名は「パソコン」でした。


・・・時代を感じますね。


で、そんな仕事&息抜きのBGMとして、ケーブルTVでやっていた年間ヒット音楽PV特集をかけてました。この歳になると知らない曲のほうが多くなります。TUTAYAにももう1年以上行ってませんが、何の支障もありません。



普段、ラジオも聴かないので今どんな曲が流行っているかも知りませんし、新しい曲を知る機会といえばパチンコ屋でのBGMだけですが、最近のパチンコ屋に1日いたら、CDなんかオトナ買いできるくらい負けることも可能です。時速2万円の世界ですから。


かかってくる曲はTOP20以下は知らない曲が殆どです。歌手の見分けもつきません。ちゅか、TOP20以内でも知らない歌手がいましたからね。本当に困るのは「カブトムシ」のオネーチャンと「さくらんぼ」のオネーチャンが別人物だったと知ったときは恥ずかしくなりました。ま、昔も「X(現X−JAPAN)」と「BUCK‐TICK」の区別がつかなかった経歴もありましたから、そういう人なのかもしれません。


ジャニーズのアイドルグループに関しては覚える気もありません。SMAPはわかります。未だに個人で出てこられるとわからないのが「TOKIO」なのか「V6」の人なのかというところですが、私の脳内で「鉄腕ダッシュ」に出ていたか「学校にいこう」に出ていたかを思い出す作業をしてから判別をつけることにしています。


ちなみに「国分くん」は「ナイナイ」の人です。


それ以外の人は全部「バレーボール」の人達であります。



で、色んな曲を聴いていると中にはいい曲もあります。平井堅なんかはやっぱりいいですね。「瞳を閉じて」のPVは上手く作ってますよね。ああ、このSMAPの曲はメチャクチャ売れたね、って草薙くんのオデコが異常に広いんですけど、なんですかその髪型・・・。1位はORANGERANGE「花」ですか。この曲なら知ってますし、理解できます。





あれ。




ハイ。気付いた人はちゃんと流行にのっている人です。




ケーブルでやっていたのは・・・




カウントダウンTOP100〜2004でした。



2005は今朝やってます・・・。



オトナになって、去年の曲と一昨年の曲も区別のつかない状態だということにボクは気付いたよ、タケウチ君。

功名が辻

次の大河が始まりますね。「功名が辻」です。

司馬遼太郎原作で内容としては周知の通り、貧乏侍・山内一豊の出世とその妻・千代の内助の功を描く名作です。この本に関しては私は司馬作品を読み始めた頃、割とはじめの方で読みました。


司馬作品では珍しく女性がクローズアップされた作品ですね。戦国の世を生き抜き、駆け上る中で、武士本人の才覚だけではなく、伴侶の才覚があってはじめて、一人のサムライ(山内一豊)の人生が大名になるまでになった、と。

原作の「千代」の利発さ・明るさを仲間由紀恵がどう演じるかが楽しみです。あとサブキャラで楽しみなのが徳川家康を演じるのが西田敏行というところ。(私的にはベストは家康にはなんといっても津川雅彦なんですが。)見た目まんまの狸オヤジということなんでしょう。

と、思ったら不破市之丞という千代の養父役で津川雅彦は出るみたいです。もったいない。あのトボケ具合が悪党っぽさを出していいのに(一度「葵 徳川三代(00年大河)」 でやっていてはまり役でした)。

あと、ウンチクとして折り紙なんかで「千代紙」ってありますね。あれはまさしくこの「千代」が考案したものだと以前何かで知りました。


まあ、司馬作品中では山内一豊ってのは要領が悪く、真面目・実直が売りであって、秀吉のような機転や人間的魅力もなく、柴田勝家のような豪胆さもなく、竹中半兵衛のような策略もなく・・・って、ドラマチックな人生を自分で強引に切り開いていくタイプではありません。度胸の据わったサラリーマンか公務員といった感じです(あくまで他の武将と比べるとですが)。

あと、「信長の野望」シリーズでも異常にパラメーターが低いです。飛びぬけたものがなく、合戦ではとても重要な方面を任せられません。農地開墾行脚で終わりそうです。


しかし、最終的には土佐を収める大名になったのですから、たいしたもんです。なにがあって彼がそこまでいきつけたのか、上手くドラマで表現して欲しいと思います。




これに関連した司馬作品の紹介として、山内の遺伝子を継ぎ、幕末に坂本竜馬の友人・武市半平太切腹に追い込んだ幕末四賢候の一人「山内容堂」を描いた短編

新装版 酔って候 (文春文庫)

新装版 酔って候 (文春文庫)

山内一豊が土佐に入る前にその土地を支配していた大名とその一族の悲哀を描いた

新装版 夏草の賦 (上) (文春文庫)

新装版 夏草の賦 (上) (文春文庫)

戦雲の夢 (講談社文庫)

戦雲の夢 (講談社文庫)

ぜひ、どうぞ。

こういった秀吉・家康など、時代の主役に敗れて散った人間を書いた作品にこそ、司馬作品のよさがあると私は思います。

年賀状

今年は忙しくて年賀状を出せない人が沢山いました。ゴメンナサイ。
カウンター式にしたんですけど(打たれたパンチに合わせて、返しのパンチを・・・)、全てのパンチに合わせてカウンターを打つのは不可能だと、完全に打たれまくってから気付きました。不義理にしてゴメンナサイ。


だって、昔、「はじめの一歩」で宮田がね、「ショットガンでもなんでも、出したパンチに全部合わせてやる」みたいなことを言ってから、できると思ったんですもの。


1R(元旦)こそなんとかさばけましたが、2R(2日)・3R(3日)となるにつれパンチの数が多くなって、被弾することが多くなってね・・・。


ホントにすみません。もう、立つことも困難です。後ではエディさんがタオルをもって今にも投げる姿勢をみせてます。


そういえばボクシングってギブアップってあるんでしょうか・・・。


いい歳した社会人がこれではダメなんでしょうけどね。明日から仕事も始まりますし、風邪もひきましてね。



ゴメンナサイ。



追伸:仙台A子さんへ
そんなわけです。そんなわけなので、






ゴメンナサイ。

富士鷹ジュビロがメイン

昨日購入したのはこれ。

新吼えろペン 3 (サンデーGXコミックス)

新吼えろペン 3 (サンデーGXコミックス)

漫画家による漫画家の話。島本節が炸裂しつつやっぱり面白いのは富士鷹ジュビロがらみの話。作中の富士鷹とはご存知、サンデーで好評連載中のあの先生。とにかくスケールが大きく、伏線が多い作品を描いてくれます。前作「うしおととら」でも広がるだけ広がった伏線を一生懸命に処理しました。また伏線の張り方も本線のみならず、番外編でも張りまくり。アイデアを全て表現していく人なんでしょうね。


あと、最高の名言があります。


「バカの相手は疲れるよ、ママン



島本作品は「炎の転校生」の頃から好きでした。いかにも「マンガ」っていう感じがいいですね。で、こう言っては失礼なんでしょうが、この作品はB級作品としての王道というか醍醐味を全力で味わわせてくれます。完全な娯楽作品として面白いです。


あ、急にこんなマンガ評なんてやったのは、ほら、忙しいといって日記の更新も最近は1ヶ月おきになっちゃって、しかも競馬に関しても、レース前予想もできずに、レース後の批評ばっかりでしょう。結果論からならいくらでも言えるっていう、自分としては博打打ちとしては最低の部類に入ってきてましたので。
いや、予想もやって、身銭切って馬券もそれなりに買って、それで負けているんならいいんですけど(勝てればなおよし)、何もしないであとであーだ、こーだというのはやっぱりいけないことだなあと、思ってましてね。


で、忙しいのは変わらないなかでも、せっかく始めた日記ですし、チョットでも更新するためのネタ探しきっかけになればと思いはてなリングにも一応登録しました。
で、こんなこともやってみようかな、と。


ほんとは馬券が買えて、マンガ・小説がゆっくり読めて、のんびりネットでも見れればいいんですけどね。

ミッドスキー買ってました

去年ミッドスキーを購入。今までは大して回数も行かないからと、中古のスキーで済ませてきたけど、スキー靴が窮屈なだけではなく、履くときに「痛い」とまで感じていたので、それがスキーから私を遠ざけていた原因の一つであると常々思っておりまして今回新たに靴もあわせて購入。前から興味のあったミッドスキーに目がとまる。ファンスキーなんていうのもあるけど、別にクルクル回りたいわけでもないし、なんといっても見た目がオモチャっぽくて金を出す気にならない。でも、短いスキーってのはどんなもんかと考えていたんです。

一見ジュニア用のスキーとの違いがわからなくなるが、ピンディングの位置からテールまでがやけに短い。う〜ん、と考えた末に購入。1mチョイと短いので車の中に入るのも便利。ウェアは昔から使っている物の色が青だったので、板も青いものした。私は色では青・黒が好きで持っている服でも赤系の服も一着も持っていない。戦隊物でも好きなヒーローは主役のレッドではなく、サブリーダーのブルーである。ルパンよりも次元や五右衛門が好きである。
話がそれた。
全身ブルーに統一され「何かグフっぽい」とは思いつつも、年末に近場のスキー場に行ってきました。札幌は街中にもスキー場があるのがいいところ。知る人ぞ知るコンビニ的スキー場「藻岩山スキー場」。

現地でビックリ。うじゃうじゃいます、冬休みスキー教室のお子様たちが。あちこちで叫ぶコーチたち。これで牧羊犬の一匹でもいたら完璧にそんな風景になるほどでした。

最近のスキーは凄いね。アホみたいに曲がります。ゆるいゲレンデなら膝を入れる必要なんか殆どないの。ちょっと踵に力を入れればキューと曲がります。こりゃ技術はいらないわ。ちゅか、これを使っていて上手くなったつもりでいると急斜面では痛い目にあうんだろうなあ、とか考えていました。あまりに自由自在に曲がりすぎて、克服感・達成感には乏しいけども、これなら初心者でも気軽にできるし、急斜面にさえ行かなければ誰に教わらなくても何とかなってしまうんだろうなあと思いました。


今シーズンはチョット通ってみようかと思います。パチンコ通うより健康的でしょ、って元旦に身をもって感じたわけ。ホントにもう・・・。