天皇賞回顧
なんじゃそりゃ。
アレだけGⅠ馬がそろってあのタイム。去年のチャンピオンホースは抜け出しに苦労して牝馬の切れ味に屈し、歴戦の逃げ馬はスローペースでも逃げねばれず、二の足も見せない。5着以内の3頭が牝馬。これは安田記念かと思うような内容でした。もう最低。
直線の追い比べだけみると好勝負のようでも、そうではなく、有馬記念にむけての盛り上がりもなくなりました。さらに今年のエリザベス女王杯も牝馬の天皇賞馬がいる限り、名前だけのものになっちまいました。
せめてもの救いは勝利騎手による天皇陛下・皇后への敬礼がすがすがしく思えたことでしょうか。
陛下!
本当の競馬はこんなものではございません!ビデオでもいいです。観てください!歴史に残る名レースを!名馬たちの輝きを!
オグリキャップの迫力を!ダンスインザダークの剛脚!
サイレンススズカの鮮烈さ!ナリタブライアンの暴力的な強さ!
ディープインパクトの別次元の衝撃を!
嗚呼!JRAは天覧試合に本塁打を放った長嶋茂雄の輝きを示すことはできなかった!
是非!来年!
史上最強の可能性を持ったサラブレッドが天皇賞を走ります!その輝きを見て欲しい!
本当の競馬は!GⅠとは!こんなものじゃないんです!