さあ、有馬

明日で今年はおわり。そんな気分になっている人も少なからず。有馬記念
とりあえず、そんな気分を盛り上げてくれるflashを作っている方も。どうぞ、こちらから。↓有馬記念flash

http://www.geocities.jp/house_mane/04arimakinen.html

私は買うかどうかわからないけど、予想としては8−9−10の三点をくみあわせて。

理由は色々あるけど、まあ、脳内の神様のお告げです。でも、予想しちゃったから、これで買わないでいて、あたったときのダメージが大きそうです。買っちゃおうかな。
競馬の予想というのはとても面白いものでして、好きな人は一年中考えているものです。その思考パターンというのは十人十色でして、色々な角度から検証するわけですね。消去法、馬名・語呂合わせ、血統、実績重視、調教重視、本命派、穴党、風水、占い、etc。
でも競馬に強い人・勝負強い人と、予想上手な人とは違っていて、私の経験からいうと、いわゆる競馬で強い人の条件というのは決まっているものなんです。極端な穴党でなく、ある程度の実績などに対して、情報処理能力を持っていることが前提となりますが。
まず、競馬をギャンブルとして見た場合、以下の条件は忘れてはなりません。

  1. 動物が走り、その上には何らかの意志・背景を持った人間が乗っている。
  2. 自分の意志・願望は競技者(馬・騎手)には何の影響も与えない。
  3. 馬券を購入した後の行為(観戦・応援・予想)はスポーツ観戦の行為である。
  4. ギャンブルは常にマイナスから始まる(馬券を購入した時点でマイナス)。

以上です。
1を考慮した場合、どうしても「紛れ」が生じてしまうということ。この「紛れ」には予想に反映して良いもの(当日の天気・馬場状態、騎手の技量による判断など)、する必要のないもの・回避できないもの(落馬・落蹄・故障などのレース中の事故)があり、特に後者に対しては、必然的なリスクであり、保険のかけようげないので、すっぱりと割り切る必要性があります。
2については、当然のことであって、「応援が足りないから、負けた」などと思う人はいないでしょうし、「そろそろ万馬券が出る頃。このレースは混戦だから狙い目だね、ウッシッシ」なんていうのは論外。そういうレースは元々オッズも高めの設定になってますし、結局手堅く決まりました、なんてのが多いんです。
3についても同様で、買っちゃった馬券に関して、どうにかできることなんて皆無。せいぜいオッズが動かないことを祈りましょう。あ、これも、無駄なのか。
4について。これ結構大事なんです。これは博打の核心とも言える部分。このマイナスという部分には、購入に関しての交通費や、情報料(新聞代など)、食費なんかも含んで良いと思います。コレを理解していないと収支が合わなくなります。競馬に関して、諸経費も含めて、どこまでのプラスを狙うか・維持するか、どこまでのマイナスで我慢できるか、やめれるか、ということ。

んでもって、結局どういう人が「競馬というギャンブルで強いか」というと、

  1. 客観的な判断で導いた自分の予想を確信していて、それにあった金額投入のできる人。その予想を自分の都合・心理変化により変えることのない人
  2. 外れても、当たっても一喜一憂しない人。反省はしても、後悔はしない人。また責任転嫁をしない人。

ということです。でも、こういう人は別に競馬でなくてもいいんですよね。株とかでも。

ギャンブル的な要素とスポーツ的要素が合流して、初めて競馬ですし、だからこそ「競馬はロマンだ」なんてコピーがでるんだと思います。競馬の面白さの本質は感情移入ですから。

あとこの時期、脳ミソをフル回転させた方々へ一言。

「どの窓口でも当たり馬券は売っている。それなのに、わざわざ外れ馬券を選んでしまうことの愚かしさよ。悔やむことのないように、最大限の努力をもって馬券を選べ。そして最大限の尊敬をもって勝者に祝福を!」