有馬記念
年末です。今年もあと10日です。年末年始に向けてまだやることは沢山あるんだけど、何から手をつけたら良いのか。世の皆さんは「一年の総決算」として、今年の振り返りをしたり、大掃除をしたりするんだろうけど、別な方面での総決算もあり。
「宝くじ」?いいえ、あれは所詮運任せ。それに、決算の方法について大体がリアルタイムじゃないので好きではありません。自分の頭なり、体なりを使ったほうが終わったあとにすっきりするってものです。
そう、「有馬記念」です。
私、以前は大の競馬ファンでした。最近はごぶさたしてますが。
その理由は、面白くなくなったから。あれは、確かにバクチですが、スポーツとしての楽しさが一番なんだと、離れてから再確認できました。とにかく、魅力がなくなったんですよ、私的に。
私の競馬の最初の記憶はミスターシービー、最後方一気の三冠馬。それからはオグリキャップ・タマモクロスの葦毛対決の最終章の有馬。そのオグリの引退有馬。ああ、函館競馬場のターフビジョンを寒風のスタンドから、見てて歓声をあげたっけなあ。
そして、トウカイテイオー復活の有馬にも驚かされた(感動はなかった。正直に「この馬は天才肌の馬なんだなあ」と呆然とした。あと田原にも。)。
で、一番熱狂したし、最後に感激したレースはナリタブライアンの4冠目の有馬記念。これ本当に強いと思った。着身差とかタイムではもっと強さをアピールした馬もいたけど、ゴールの瞬間に感じた「強い」が、その年一年を通しての感想としての「強い」を、一つのレースのゴールの瞬間に感じさせてくれた馬は、この一頭だけなんじゃないかと思う。あの有馬記念は一年の総決算として、完璧なレースだったと。
あの年にあれだけ熱中したから、完全燃焼して競馬から離れたんだろうなあ。
それを考えると、今の競馬が面白くないというのは間違いですね。現役のファンの方々、すみません。
さて、馬が競馬場で活躍できる期間というのは短いものです。その馬に魅せられた人にとってはとても長い連続ドラマのようであっても、あとで思い返すと2時間の映画みたく短くなってしまうものです。それが競馬。
そんな、馬と人生が少しだけ交錯した時間を、上手に書いたのがこれ↓。
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ついでに今年の有馬はこちらを参考にしてもよいかと↓
http://www.netkeiba.com/news/column.html?param[writer]=12
馬は一生懸命走る。
走り続ける。頑張れ。頑張れ。