カトリーナ
噂の大型ハリケーン「カトリーナ」。彼女が去ったあとに残ったのは、悲しみと本質だった、というわけ。
ハリケーン被災地で略奪・撃ち合い 住民避難で治安悪化
http://www.asahi.com/international/update/0901/002.html?2005
市内の8割が冠水したルイジアナ州ニューオーリンズ市などでは、住民が避難して無人化した店舗街などで略奪が横行。銃撃で負傷者も出たという。
こういう時に国民性が出てくるわけです。
普段はボランティア精神とか言っていても、それは他人に奉仕・与えることができる・ほど、恵まれた一部の人たちであって、下層の生活水準の低い人たちにはそんな精神性は宿っていないのがこの国の現状なんでしょうな。
ハリウッド映画で見るような、アメリカ的正義というのも、もちろん、まやかしであって、勝っている間は「イケイケGO!GO!」ですが、ちょいと負ければ「OH!マイガッ!」、完全敗北となれば「ファッキン!シット!」という国民性を美化しつつ、「俺たちはこんなにも勇気と愛に充ち満ちた国民なんだぜ」という洗脳教育かつプロパガンダであります。
あ、私、アメリカという国が好きではありません。ジャイアンツと並んで嫌いです。
ちなみに、中国・韓国は太木細木数子・デブデヴィ婦人と並んでいます。
アメリカという国は、元々はイギリスあたりの犯罪者・ならず者・山師が航海の末たどり着いた土地で略奪と暴力の末に奪い取って出来上がった国というのは、周知の事実。
土地が欲しけりゃネイティブを殺しまくり、肉が欲しけりゃバッファローを殺しまくり、西へ西へのイキオイで日本を叩き潰し、石油が欲しけりゃ、ヒゲの独裁者を叩き潰すという国です。さすがにこじつけの正義も世界的に通じなくなってきてますが、ジャイアン以上のジャイアンはまだありません。だからジャイアンです。
こういう非常事態時ですから多少のことはあってもしょうがないですが、TVでは普通のオバちゃんが無人のマーケットでカゴ一杯に生活品をキープしていました。たくましいと思います。日本ではこういったオバちゃんはいません。大阪以外には。
国民一人一人がこういったたくましさ・ずうずうしさがあるから、それが固まると国もジャイアンになれるんでしょうね。そりゃ、強いわ。
ちなみに中国では非常時にこういうことが目立つことはありません。
普段からこんなもんですから。いつも弱肉強食。