バルク乗り代わりか。

コスモバルクの鞍上は、これまでの五十嵐冬樹騎手(29)から、日経賞では同じくホッカイドウ競馬所属の千葉津代士騎手(40)に交代する予定。

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「しょうがないのかな」と思う反面、「有馬の責任を負わされたのはかわいそう」とも思う。勝負であり、プロである以上、結果を出せなければしょうがないし、過去のレースではヤネの差が出たレースもあったのも確か。春のクラシック辺りではプレッシャーもきつかったことでしょう。地元北海道のニュースでも連日報道してましたし。
ただ、もし有馬の結果が乗り代わりの理由の一端であるなら酷な話です。期待している馬なのはわかるけど、走らせすぎ。相手が強い云々よりも、もう余力がなかったもの。どんな強い馬でも消耗していたら勝てません。過去にあった例だと、オグリキャップしかり、ナリタブライアンしかり。
まあ、馬は馬主のものというのは、同意できますし、それが現実。馬主のなかには、ファンの気持、競馬の発展を大事にしてくれる方もいます。でもそれは少数派でしょう。経済的なこと、馬主自身の夢、そういったことが優先されてもしょうがない面はあります。だってファンは馬券には金を出してますが、馬を買う金は出しませんから。競走馬が競馬場に来るということは、相当のリスクを乗り越えてのことなんですね。だから、競馬場に来た以上、走れるうちにどんどん競走にだして、経費を回収したいのもわかりますし、最近は現役生命も短い傾向がありますから(早熟馬が多いのも一端)、「馬主の夢」をかなえるために多少の無理強いをするのも当然といえば当然。
だけども、あの有馬は余計だったなあと。ジャパンカップで消耗してしまった感が強いですね。できればここで半年くらい休ませたほうが馬が長持ちする気もしますが。
まあ、調教師としては苦渋の決断だったと思いますが、五十嵐騎手にとってはこれをバネにして欲しいですね。ところで、千葉騎手って誰?

続いて、また競馬。